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ジャーナル長瀬産業

三井住友から600億円借り入れ 林原の買収資金に充当

 化学品専門商社の長瀬産業㈱(大阪市、長瀬洋社長)は、このほど、更生会社の㈱林原(岡山市)の買収資金に㈱三井住友銀行(東京都)からの借入金600億円を充てたことを明らかにした。

 第3四半期連結決算報告書によると、昨年12月に長瀬産業と同行とで600億円を上限に保証期間6カ月のコミットメントライン契約(融資枠の設定)を締結、2月3日付で枠全額の融資を実行した。

 長瀬では、融資に自己資金100億円を加え計700億円を林原に拠出。2月3日付で林原が新規に発行した全株式30万株を150億円で取得し子会社化した。残り550億円は林原への融資で、3月末までに更生債権と更生担保権の債務の大半を一括弁済する予定。

 「今後社債発行で買収費用に充当」とする一部報道があったが、社債発行は「現時点では未定」とする。今後借入金や社債などの調達コストや条件を見ながら検討することになりそうだ。

 長瀬の連結ベース(昨年12月末時点)での自己資本比率は53.7%。負債純資産合計3863億円に対し純資産は2075億円。

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