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ジャーナルキャリアプランニング

DX分野強化へRPA参入 主力の事務需要縮小見据えかじ取り

  • 秋山健司社長

 総合人材サービスの㈱キャリアプランニング(岡山市北区本町6-36、秋山健司社長、資本金5000万円)は、RPA導入支援サービスを開始した。DXの進展で、同社人材派遣事業の9割を占める事務系の需要が今後数年内に大幅に縮小することを見込んでのかじ取りで、今後ひっ迫が予想されるICT、技術分野の人材の派遣、育成に注力し、クライアントの効率化ニーズにこたえていく。

 第一弾のRPAは、システムへの入力やリスト作成、インターネットからの情報収集などパソコンで定型的に行っている事務作業の手順(シナリオ)をソフトウェアロボットに覚えさせ自動処理する技術。同社は業務の洗い出し、業務フローの可視化などの準備段階から、シナリオの構築、運用管理、必要な人材の派遣、育成などトータルでサポートする。料金は1アカウント90万円~。

 提供するRPAソリューションは、同社が昨年9月に自社で導入し、年間約180万円の費用に対し、人件費換算で年600万円程度のコスト削減を見込むRPAテクノロジーズ㈱(東京都)のBizRobo!。まずは「企業の第2人事部」をうたい顧客の業務を詳しく知る派遣・人材紹介営業の担当者が、導入提案。自社での活用ノウハウを生かしサポートしていく。

 同社は昨年4月にICT、技術分野強化プロジェクトを立ち上げ、同分野に強いコンサルタントと契約し準備を進めてきた。今後はRPA事業を進めながら、同分野の派遣登録者の確保と講習などによる事務系からの職種転換に注力していく考え。秋山社長は「3、4年後には100万人規模で事務人材が余るという予測もある。社会の変化に合わせ生き残りを図るため、ポートフォリオの転換を実現させたい」と話している。

本誌:2021年4月5日号 8ページ

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