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ジャーナル岡山電気軌道、両備ホールディングス

30号路線バス共同運行 効率的なダイヤを実現

 岡山電気軌道㈱(岡山市)と両備ホールディングス㈱(同)は、4月1日から、国道30号の岡山駅~大東交差点間で路線バスの共同運行を始めた。

 独禁法の特例法が昨年11月に施行され、競合する路線バスの運行会社同士が運賃・運行本数等を協議して決めることができるようになった。同路線は岡山市の地域協議会でも共同運行が議論されており、グループ2社で運行便を調整し、サービス水準を維持しながら共同経営への移行を決めた。

 対象区間では岡電が3系統、両備が10系統を運行しており、停留所(18カ所)を統一。運行回数は平日60回(従来63.5回)、土日祝は46.5回(同53回)とほぼ変わりないが、運行間隔の調整でより利用しやすいダイヤとなった。年間の収支では岡電が250万円、両備が220万円のコスト削減となる見込み。

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本誌:2021年4月5日号 7ページ

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