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ジャーナルタナカマシーナリー

医療、センサー部品参入 重工業減速受け転換

  • ドイツ製の最新鋭のプリセッター

 機械部品の精密加工を手掛けるタナカマシーナリー㈱(総社市下林700-11、田中秀明社長、資本金6000万円)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で重工業が低迷していることから、伸びが期待できる医療機械部品、各種センサー部品などの加工に本格参入する。

 船舶用、鉄道用など重工業向けの大型部品加工を担ってきた倉敷工場(倉敷市栗坂、子会社の㈱KTMが運営)の生産品目を転換。同分野で求められる量産化にも対応する。

 長さ1.8mまでの中小型部品用5軸加工機を導入。2つの加工台で同時に作業することで量産を可能にする。精密度向上が求められるため、加工機の円滑な稼働に必要な、加工前に切削工具の長さ、太さを自動計測・管理するドイツ製の最新鋭プリセッターも導入した。中小型用5軸加工機は今後2台増設予定。

 同社は1987年9月設立。生産拠点はほかに多目的対応能力を備えた本社工場、半導体製造装置部品に特化した岡山市北区足守の岡山工場がある。売上高は24億7000万円(2019・8期)。従業員数はグループで103人。設備投資が世界的に慎重姿勢に転じたため、同社の受注も7月以降大幅に減少していた。




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