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ジャーナル桃太郎部品

自動車ごみゼロ目指す 珍しいPPリサイクル事業

  • 破砕したPPを手にする岸本社長

 自動車中古再生部品販売の㈱桃太郎部品(岡山市北区今保661-11、岸本恭秀社長、資本金1000万円)は、このほど、ポリプロピレン(PP)樹脂のリサイクル業務を開始した。

 廃車から外したバンパーや内装材などのPPから、金具や接着剤などを取り除き、県外同業他社と共同開発した洗浄機能付き破砕機で9㎜以下のチップ状に加工する。車1台から約15㎏生産でき、樹脂メーカーに販売し、自動車用部品に再加工して循環させる。破砕機の導入費は約2000万円。

 従来は、リサイクル業者に引き取ってもらい埋め立て処分していた。今後、板金業者から原料を仕入れるなど生産量の増加に努める計画。県内でPPリサイクルの事業化は珍しいという。

 同社では、廃棄物を資源に替え循環させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)活動に取り組んでおり、鉄、アルミ、銅など自動車の99%をリサイクル、リユースしている。将来的にガラスのリサイクルも視野に入れており、岸本社長は「自動車ごみを限りなくゼロにできるようチャレンジしたい」としている。

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