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ジャーナル水島マチヅクリ

旧三菱重工社宅を再生 登録有形文化財も申請

  • 水島の歴史を物語る旧重工社宅

 水島地区の振興に取り組む㈱水島マチヅクリ㈱(倉敷市北畝5-17-52、三宅和広社長、資本金65万円)は、近く、旧三菱重工社宅の改装工事に着手、飲食店にする。来年3月の完成予定。

 戦時中三菱重工業水島航空機製作所の操業で名古屋から移住者用に1943年に約80戸の社宅を整備。それらは戦後社員らに払い下げられ、多くが商店に改装、現在の商店街になった。住宅も増改築が施され原型をとどめるのは10戸程度で今回の物件はその一つ。水島マチヅクリが実施したまち歩きイベントで、建築士らが見つけ保存活用を提案した。

 対象物件は倉敷市水島西栄町にあり敷地90㎡、木造平屋(80㎡)。家主から同社が借り改修。内部を4区画程度に分けコーヒー焙煎、パンづくりなどで創業を希望する主婦らに貸し出す。同じ子育て世代の交流拠点とし隣接の商店街にも誘導する。改修費の一部は倉敷市まちづくり基金を活用する。

 また、来年1月に国登録有形文化財の申請を行い、7月の登録を目指す。他の旧社宅の保存、活用の機運醸成につなげたい考え。

 同社は2016年1月設立。子育て、まちづくりなどのワークショップを実施している。

本誌:2016年12.5号 13ページ
関連リンク:三宅和広

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