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巻頭特集Ⅱホテル宿泊高稼働

コンベンションの当たり年 インバウンド堅調も後押し

  • 県外から多くの人が訪れた

 ホテル業界は大会、学会、スポーツ大会特需で好調だった。特に岡山コンベンションセンターなどを擁する岡山市内のホテルではどこも満室で予約に苦労する日もあるなど客室稼働率が高水準で推移。単価も上昇した。

 地場ホテル経営者によると岡山市内中心部の客室稼働率は年平均約80%と前年比5ポイントほど伸びている。JR岡山駅周辺では90%に迫る勢い。ホテルグランヴィア岡山では、宿泊客が前年比約10%増加。1室当たりの単価も空室による値引きが減り6%上昇した。

 数千人規模のものだけを見ても、2月に日本商工会議所青年部の全国大会「吉備の国おかやま大会」があったほか、7~8月に国民体育大会中国ブロック大会、全国高等学校総合体育大会が立て続けに開かれ、10月には岡山市が全国都市問題会議を開催。そのほかにも中小規模の学会、大会がコンスタントに開かれた。

 (公社)おかやま観光コンベンション協会によると、4~9月だけを見ても岡山市内で開かれた大会、学会参加者は前年同期比2.5%増。スポーツ大会参加者は同19.5%増加した。

 さらに、晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン(4~6月)、瀬戸内国際芸術祭(春、夏、秋の3会期)、岡山芸術交流(10、11月)とイベントも豊作。2回目を迎えたおかやまマラソンも多くの県外ランナーが宿泊した。

 コンベンション特需に加え、通年の稼働率を押し上げる要因となったのがインバウンド。県の調査によると4~6月の外国人宿泊者数(抽出した35施設中31施設が回答)は前年同期比47.8%増、7~9月(同32施設が回答)は前年同期比40.7%増と大幅に増加した。ホテル業者によると団体客に加え、個人客、小規模なグループ客も増えていると言う。

本誌:2016年12.5号 6ページ

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