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話題西大寺会陽

無観客で厳かに開催 会陽の祈り今こそ必要

  • 昨年の西大寺会陽

 「はだか祭り」として知られる国指定重要無形民俗文化財の西大寺会陽が、2月20日、西大寺観音院で裸による宝木(しんぎ)争奪戦なし、無観客で開かれる。

 1510年から途切れることなく続くとされる伝統行事だが、争奪戦がないのは、500年以上の歴史の中で初めて。1980年以降の福男約140人のみの参加とし、坪井陵広住職が札を引いて今年の福男を選ぶ。水垢離や地練りも歴代福男のみで実施。境内への立ち入りは関係者に限定する。

 会陽を主催する西大寺会陽奉賛会は、「コロナ禍であらゆる行事が中止される中で会陽の在り方を模索し、今こそ天下泰平、五穀豊穣、疫病平癒の会陽の祈りが大事という結論に至った。ガイドラインの意図に沿いつつ、会陽の神髄を見失わない方法での開催決断。理解と協力をお願いしたい」としている。

 宝木投下の形は変わるが、事始式から始まる一連の行事は行われ、会陽の伝統は引き継がれる。

祝い主は荒木組とシティライト

 祝い主を務めるのは総合建設業の㈱荒木組(岡山市北区天瀬4-33、荒木雷太会長兼社長、資本金2億円)と中古車販売の㈱シティライト(同市北区野田3-1-7、丸山明社長、資本金5000万円)。荒木組は創業100周年、シティライトは同40周年でいずれも2回目。関連行事に立ち会う。

本誌:2021年2月8日号 12ページ

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