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ジャーナル県下ホテル

第3波で地元限定プラン再び 数十万円豪華体験が数万円に

  • ロイヤルスイートで宿泊
  • インパクト大の恵方巻ロール

 新型コロナウイルス感染拡大第3波で人の移動が制限される中、県下ホテルでは県民限定・中四国限定プランを再度企画する動きが見られている。

 岡山国際ホテル(岡山市)は、上皇陛下が宿泊したロイヤルスイートルームでの宿泊を、13階からの夜景を楽しみながら食べる、伊勢エビ、アワビ、奈義牛などの鉄板焼き料理コースを組み合わせたプランを1月8日から1日1組限定で販売。2食付き3万5200円と高額ながら、1泊20万円の部屋と1食2万2000円の食事が楽しめると予約が増えている。

 前回は昨年10、11月に同部屋と感染対策の1プレート料理の組み合わせで1万5000円で提供。GoTo対象外にもかかわらず平日を含め100%稼働を実現し、これまで想定していなかった地元需要の大きさを実感。「より岡山国際ホテルの良さを知ってもらいたい」と、ぜいたくにゆったりと過ごせるプランにブラッシュアップした。夜景とフレンチのコースが楽しめる1泊2食付き11500円のプランもある。期間は2月末までだが、状況を見て延長を検討する。

 ホテルグランヴィア岡山(同市)は、長引くコロナ禍によるストレスと年末の自粛疲れをリフレッシュしてもらおうと、館内プール使い放題と朝食に駐車場無料が付いた中四国限定プラン(5000円~)を、1月10日から販売。

 昨年6月に販売した際には県民限定だったが、今回は緊急事態宣言の対象も限定的とあって、中四国に範囲を拡大した。

 昨年のGoTo トラベルキャンペーンスタートまで、県域を越えての観光需要は大幅に縮小。その中で脚光を浴びたのが、マイクロツーリズムだった。厳しい業況を余儀なくされていた宿泊事業者にとっては、インパクトのあるもので、県民限定割引などを続けるホテルは多い。

恵方巻にも参入

 宿泊はもちろん、会食の自粛で宴会が打撃を受けるシティホテル業界では、恵方巻の販売に挑む事業者も現れている。

 岡山プラザホテル(岡山市)は、エビ、アナゴ、シイタケ煮、厚焼き玉子など定番の8具材を丁寧に調理し仕上げた恵方巻(1000円)を500本限定で予約販売。想定外の注文殺到に大幅増産した。松山和光総支配人は「営業先などで応援の言葉とともに10本、20本単位で注文いただいた。ありがたさが胸に染み、今後への活力になった」と話している。

 変わり種では、ホテルグランヴィア岡山が、恵方巻ロールを100本限定で販売。生クリームと果物、栗、黒豆などをスポンジケーキと竹炭を使ったクレープ生地で巻き上げたもので、見た目は確かに巻きずし風。10日で完売した。

本誌:2021年2月8日号 10ページ

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