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ジャーナル岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会

「空飛ぶ車」を披露 離島物流の実験視野

  • 2人乗りの「空飛ぶ車」

 岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会(MASC、理事長・桐野宏司瀬戸内エンジニアリング㈱会長)は、空飛ぶ車といわれるeVTOL(電動垂直離着陸機)を導入した。

 瀬戸内地域の離島への物流やタクシーでの飛行実験を行い用途研究を目指すもの。eVTOLへの関心が高まり、全国的に開発や各種の実証実験に向けた動きが活発化する中で、他に先駆け実機を取得し先行したい考え。

 機種は中国・広東省に本社を置くイーハン社製「EH216」。2人乗りで航続距離は最長40㎞、巡航速度は時速130㎞。パイロットは搭乗せず地上から遠隔でコントロールする。

 eVTOLは世界的に飛行のルール自体が確立されていないほか、国内では航空法の航空機扱いとなり飛行には多くの規制がある。今後国内外の法整備の動向を見て関係機関と調整しながら実験を行い、用途を模索することになりそうだ。当面は現行法下でも可能な屋内での離着陸の実験や、若年層に航空分野に関心を持ってもらうためイベントでの展示などを検討する。

 MASCは2017年11月に航空宇宙関連産業の育成を目的に倉敷商工会議所会員企業らが集まり発足。ドローンでの離島物流、コンビナートのインフラ点検の実証実験を実施している。


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