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連載記事岡山消費者動向分析

外食環境の変化について

 「外食」「中食」「内食」など消費税の取り扱いが絡むためになかなか定義は大変である。政府広報オンラインによれば、
「外食(がいしょく)」とは、食堂やレストラン等へ出かけて食事をすること
「内食(ないしょく、うちしょく)」とは、外食の対語で、家で素材から調理したものを食べること
「中食(なかしょく)」とは、外食と家庭での料理の中間にあり、惣菜や弁当などを買って帰り、家で食べること、あるいはその食品のこと
と定義されている。

 軽減税率の観点からこの「外食」も大きく二つに分類される。

(1)テーブル、椅子、カウンター等の飲食に用いられる設備のある場所で行う場合
(2)飲食料品を飲食させるサービスの場合
店内で「飲食」する場合には、「外食」に相当し、10%の消費税となる。しかし、テイクアウトをする場合は「外食」には当たらず、8%の消費税となる。

 日本フードサービス協会のデーターによれば、平成31年1月から令和元年12月までの一年間の外食産業規模は26兆439億円と推計されている。コロナ禍でどのくらい今年減少したのか気になるが、外食産業は日本が豊かになった1970年頃から急激に大きくなった。今回はこの「外食」についてのコロナ禍での変化についての調査である。

 コロナ禍での食事の変化で、増えたのは「冷凍食品の利用」岡山16.6%、全国26.0%、「総菜を利用する」岡山15.4%、全国12.8%、「素材から手作りする」岡山14.1%、全国11.6%。冷凍食品の利用が増えたものの、その差は全国よりも約10㌽も低い。岡山は「総菜」が全国より多い。また、岡山の方が手間をかける傾向が窺われる。「外食をする」は大きく減少し、「減った」割合は岡山57.8%、全国69.6%である。(生協調査)

 コロナ禍の中で飲食店に求められるものは、「新型コロナウイルス感染症対策をしている」ことで、岡山80.7%、全国72.5%で最も多い結果となっている。料理の味が美味しい、店員の応対がよい、店の雰囲気がよいなどが続く。(グルメコミュニティアプリ「SARAH」調査)

 飲食店を利用する理由として、岡山で最も多いのは「料理がおいしいから」70.9%に対して、全国は65.1%であった。大きく差がついたのは、「地域の飲食店を応援したいから」全国59%に対して岡山は19.5%であった。岡山の人が冷たいのではなく、新型コロナウイルス感染症の地域による感染状況の差が原因と判断される。(グルメコミュニティアプリ「SARAH」調査)

 コロナ禍の外食自粛の影響で無性に食べたくなった外食の人気順は、岡山は「焼肉」25.2%、「ラーメン」15.7%、「寿司(回転寿司含む)」15.5%という順となった。全国では「寿司(回転寿司含む)」(27.7%)がトップ、「焼肉」17.3%、「ラーメン」15.1%という結果となった。(生協調査)コロナが収まり早く友人たちとのびのびと食事をしたいものである。

本誌:2020年10月12日号 11ページ

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