WEB VISION OKAYAMA

ジャーナルイオンスタイル岡山青江

5年ぶりにイオン復活 地域密着型で装い新た

  • 利便性にこだわったワンフロア型GMS
  • 井出武美氏

 イオンリテール㈱(千葉県)は、7月26日、岡山市北区青江2-7-11のジャスコ岡山店跡へ「イオンスタイル岡山青江」をグランドオープンした。イオンモール岡山開設に伴い閉店して以来5年ぶりの“復活”。広域商圏の旧店舗から必要なものが短時間でそろう商圏3㎞の地域密着型GMSとして、年間200万人の来店を目指す。

 2万7972㎡の敷地に鉄骨平屋の主要棟とテナント2棟の規模。売り場面積は計7676㎡。メーンの食品は地元産直野菜・鮮魚で差別化。総菜類もデパ地下風の陳列を取り入れ充実させた。主要な売り場は同社が近年注力する衣料・雑貨の「iC」、美容・ドラッグストアの「グラムビューティーク」など直営専門店でそろえた。

 テナントは、主要棟内に歯科医院、理美容室、クリーニングなど8店。単独棟として「元町珈琲」がオープンしたほか、来春には「ホリデイスポーツクラブ」が開業を予定している。

 23~25日のプレオープンの来店客数は2万人強で予想を30%上回る好調な出だしとなった。

 イオンスタイルは地域の客層や時代のニーズを各店ごとに反映する柔軟な店づくりが特徴のGMSフォーマット。岡山青江では1年以上をかけ、近隣自治会長への聞き取り、地域の集会への参加などを通したリサーチでニーズを汲み取った。

イオンリテール社長 井出武美氏
生鮮への高い要求にこたえ差別化

 イオングループ傘下の㈱山陽マルナカ(岡山市)の社長を2014年から2年間務め、岡山市場にも詳しいイオンリテール社長井出武美氏に、出店に際しての戦略などを聞いた。

―周辺市場をどう見る

 フォーマットが多種多様なエリアで、周辺には特徴のあるスーパーが多い。一方で岡山は生鮮食品について地元感、鮮度感への要求レベルが高く、岡山青江はこれを反映した品ぞろえや、利便性で差別化できていると思う。

―GMSとしてはかなり小型だ。

 イオンスタイルの中でも岡山青江は小型だ。しかしすでに全国のほとんどの都市圏にショッピングモールがある状況の中で役割を考えた場合、これからはショートタイムで買い回りしやすいワンフロア3000~4000㎡規模の店舗をつくっていくことになると思う。

―同店への思いは。

 旧店は1976年オープンの歴史ある店。わたしもジャスコ入社で、山陽マルナカ社長時代にはよく利用した。また、当社会長でイオン㈱(千葉市)副社長の岡崎双一は初任地がこの店で、2人とも思い入れがある。約5年間不便をおかけしたが、地域に寄り添った店としてオープンを迎え非常に感慨深い。

本誌:2019年8月19日号 8ページ

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