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連載記事岡山消費者動向分析

新型コロナワクチン接種意向

 コロナウイルスによる患者が中国武漢で発生したという正式発表から一年後となる現在、世界のコロナウイルス罹患者は1億人を超え、死者数も200万人を超えた。正に、パンデミックそのものである。最近の罹患者数は少し増加の速度を落としているようであるが、変異ウイルスの発生もあり、対応は困難を極めている。イギリスでは長期に渡り、全土でロックダウンが継続されている。最大の罹患者数の国であるアメリカは2000万人以上が罹患し、死者数も40万人を超えている。インドがアメリカに続き、罹患者数は1000万人以上、死者数は15万人を超える。

 国内でも罹患者数は40万人に近づき、死者数は5700人を超える。この状況下、1月7日に緊急事態宣言が首都圏などに発出された。しかし、減少傾向は見られるが、十分な減少に至らず、医療体制は緊迫した情勢が続いている。このため政府は今後一カ月程度の期間延長を実施する予定である。

 ワクチンの接種はイギリスやアメリカなどでも進んでいるが、こちらも思ったように進捗していない。思った以上に短期間にワクチンが開発され、十分な臨床データなしに認可されたのではないかと多くの人は危惧している。今回はこの副反応などの接種時の懸念についての岡山と全国の比較である。

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本誌:2021年2月15日号 15ページ

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