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ジャーナル金山寺

茶会開き本堂復興アピール 会陽祝主企業も協力

  • 約150年ぶりに茶会開く

 臨済宗を開いた栄西や岡山城主の宇喜多家などとゆかりのある岡山市の金山寺は、7月5日、茶室で約150年ぶりとなる茶会を開いた。岡山藩主・池田家の指南役を務めた茶道速水流や今年の会陽祝主の㈱岡山マツダ・㈱中島商会、㈱まつもとコーポレーションの協力を得て実現した。

 金山寺は奈良時代に創建された天台宗の古刹だが、2012年に国重要文化財の本堂が火災で焼失したほか、山門、客殿など建造物の老朽化が著しく現在さまざまな復興事業を行っている。今回の茶会は同寺の歴史、魅力をアピールし復興への機運を盛り上げようと開かれたもので、茶室も今回の復興事業で改修した。

 当日は約30人が参加し茶を堪能した。同寺では今後毎年開きたい考えで、岸本賢信住職は「由緒ある歴史を多くの人に知ってもらい復興につなげたい」としている。

 同寺は中国から日本に茶の文化を持ち帰った栄西が住職を務めた。また、焼き討ちに合った同寺を宇喜多直家が再建。その後、岡山藩主の池田家が避暑地として活用するなど、池田家の手厚い保護のもと繁栄した。茶会は明治時代の廃藩置県で池田家の保護がなくなり開かれなくなった。

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