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ジャーナル2018年県下主要企業入社式

志や夢をもって未来を切り開け 創造性に満ちた人材へ成長期待

 2018年度がスタートした4月2日、県下の多くの企業で入社式が行われた。主な企業は、人材難のなかでも採用人数を増やし、今後の成長へ意欲を示した企業が多く、AIなどの普及を見据え、創造性を持った人材への成長を期待する声や、困難へ挑戦する気概、志、夢を持って仕事に取り組むことを求める声が多く聞かれた。県下主要企業トップの訓示を紹介する。


中国銀行 宮長雅人頭取
受身から能動に変革を

 超低金利政策の厳しい経営環境を乗り越えようと、10年戦略を策定し今年度は2年目。未来への土台づくりの重要な年だ。未来志向の大きな変革が必要で、前向きに、主体的に仕事に取り組んでほしい。また、金融機関は社会からの絶大な信用があってこそ成り立つ。お客と直接接する行員・社員が頼りになり信頼できるかどうかが、取引いただくうえでの重要なカギとなる。おもてなしの心でお客本位の最適なサービスを提供していくことが求められる。また、学生から社会人への意識改革もお願いしたい。今までの「与えられる人生」から「自ら切り開く人生」に変えてほしい。さらに利他の心を持って周囲、お客、地域に何ができるかを考えていけば成長、やりがいを感じることができるはずだ。
≪新入社員グループ2社138人≫


トマト銀行 髙木晶悟社長
高い志を持って挑め

 心掛けてほしいのが大きな志を持って仕事に取り組むこと。志の高さが違うと取り組みの姿勢が違ってくる。目的がしっかりしていて、その目的を果たすためにどのような貢献ができるのかを自分で考えるからこそ、その仕事に積極的にかかわる姿勢が生まれる。これは一生を充実して過ごすためにとても大切なこと。厳しいこともつらいこともあるが、経験の一つひとつが財産になる。壁にぶつかったときは遠慮なく上司や先輩に相談してほしい。一緒に考え、悩んでくれる人が集まっているのが「人間大好きトマト銀行」だ。その社風をしっかりと次の世代に引き継いでくれることを願っている。
≪新入社員46人≫


天満屋 江國成基社長
チャレンジ通じ成長を

 AIなど技術革新が進み、世の中が大きく変わろうとする中で、グループも新しいことに挑戦していく。創業以来189年の歴史は、変化への対応の連続。これから難局に直面しても、努力を惜しまず、新しいことにチャレンジすることで成長できる。入社後しばらくは単調な仕事が多いと感じるかもしれないが、無駄な仕事は何ひとつない。まずは小さな仕事を一つひとつやり遂げる力を身に着けてほしい。人生はおよそ3万日しかない。仕事を通じて地域貢献し、毎日を充実させてほしい。
≪新入社員グループ11社111人≫


両備グループ 小嶋光信代表
心ある多能工になれ

 働くということは、社会人の一員として端(はた)を楽にすること。そしてこの働くということがロボットやAI、IoTの時代になると大きく変わる。人にしかできない「人を思いやること」「考えて仕事をすること」「先手をとること」ができる「心ある多能工」にならなければ21世紀は生き抜いていけない。大切なのは忠恕つまり真心からの思いやりだ。両備グループには、「社員の業績=健康×能力×やる気+夢=社員の幸せ」という方程式がある。夢は目標であり、方向性であり、意識。何事にも本気、根気、やる気で素晴らしい社会人としての一歩を踏み出してほしい。
≪新入社員グループ22社204人≫


ストライプインターナショナル 石川康晴社長
クリエイティブに満ちた人材に

 今年アパレル店舗を170店舗出店するほか、2月にホテル コエ トーキョーを出店しホテル事業に参画、ECサービス運営の「㈱ストライプデパートメント」をソフトバンクと協業で設立するなど、将来様々な職業の選択ができる会社に入ったというイメージを持ってもらいたい。一旦は、販売職に就いてもらうが、そこに求める姿勢は、ただの接客ではなく、スタイリストのように商品を選ぶ力やトレンドを捉える力があり、SNSを使ってライフスタイルの情報を発信できることだ。5年、10年後には、人と同じものを見て人と違うことを考えるクリエイティブに満ちた人材になってもらいたい。皆さんとともに会社も成長する。日本、世界に刺激を与える会社になろう。
≪新入社員グループ2社590人≫


日本カバヤ・オハヨーホールディングス 野津基弘社長
仕事に誇りと自信を持とう

 新社会人として新たな人生のスタートを切り、期待と不安が入り混じっていると思うが、グループ会社には約3000人の仲間がいる。役職、部署関係なく、互いに切磋琢磨しながら歩んでもらいたい。私たちは商品、サービスだけでなく人材育成においても社会に貢献していく。これまでのやり方を踏襲するのではなく、目指す場所を明確にし、チャレンジ精神を持って業務に取り組む考えだ。新入社員も前向きに仕事に取り組み、自分の仕事に誇りと自信が持てるような人材になってほしい。
≪新入社員グループ6社100人≫

本誌:2018年4月16日号 10ページ

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