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- VISION OKAYAMA 2020年12月1日号
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オンライン活用し企業と学生つなぐ 攻めの姿勢で新卒採用の新しい形提案
㈱ビザビ(岡山市北区内山下1-3-1、吉田大助社長、資本金3000万円)のヒューマンリソース局は、このほど、2022年3月卒業予定者を対象とした岡山・香川の就職情報サイト「就ナビ2022」(https://www.shunavi.jp/2021
/)をプレオープンした。新型コロナウイルスの影響で企業と学生が直接会う機会が減る中、学生に企業情報を発信するとともに、オンラインを活用したさまざまな企画でマッチングし、ミスマッチの少ない新卒採用を支援する。
就ナビは企業体験型の就職情報サイトで、2021年卒版では県内外の学生約4200人が登録した。就活に役立つさまざまなイベントを案内するほか、就活マナーなどの情報や就活ノウハウ、企業紹介などの動画が閲覧できる。11月20日時点で130社を超える企業が登録しインターンシップ情報などを掲載。今後は具体的な採用情報や説明会情報が公開され、学生からのエントリーが受けられる。
現在は、インターンシップを通じて企業を知ってもらう期間で、YouTubeLiveを活用したインターンシップ説明会を数回実施。テレビ番組風の作りで、アナウンサーが企業の採用担当者にさまざまな質問を投げかけて、企業の特徴や魅力を伝える内容。12月13日には、仕事ミニ体験会も実施する「インターンシップフェス」を行い、スーパーの商品販売や、金融機関の紙幣の数え方などを体験する予定。
学生には、自分に合った仕事や業種を選びやすくなるよう、自己分析する機会を多く提供。得意なことや、どういう組織で働きたいか、仕事と私生活とのバランスをどう考えるかなどを整理し、将来の在り方とPRポイントの認識を支援する。また、社会人に向けたスキルアップをサポートする企画として、「就ナビサポーターズ」を導入。就活イベントの運営に携わり、社会人スキルを磨くほか、他大学の学生との接点が持てるなどのメリットを提供している。
就ナビ2022の掲載料は22年3月までのエントリープランが25万円(税別)。サイトを通じて学生のエントリー管理や選考案内などが行えるようになる。各イベントへの参加費用は別途。
バーチャルで合同説明会実施
毎年2月にコンベックス岡山で行っている大規模就活イベントの代替としてインターネット上に仮想会場を設けた「バーチャル中・四国理工系就活サミット」を来年2月13日に開催する。近未来的なバーチャル会場を舞台にインフォメーション(操作方法)、企業紹介、セミナーの3ブースに分け、学生が自由に企業情報や紹介動画、過去に実施したセミナー動画を閲覧できるもの。
各企業ブースは、採用担当者の画像と、簡単な企業紹介、「数学・物理」「土木・建築」「情報学」など社内で活躍している人材の専攻分野が一目で見られるよう工夫。企業の紹介動画は、インターンシップ説明会と同様にインタビュー形式で公開する。ウェブサイトへのリンクや学生が興味のある企業に参加票を渡すこともできる。
内田和則執行役員は「ウイズコロナ時代の会社説明会の新しい形として企画、制作した。オンラインで県外学生も参加しやすく、学生との新らたな出会いの場にしたい」と話す。就活イベント以外でも利用可能なシステムで、今後、企業や各業界の展示会、イベントでの活用も広く提案していく方針。
<問い合わせ先>
㈱ビザビ ヒューマンリソース局
岡山市北区内山下1-3-7県土連ビル2階
電話 086-230-0170
FAX 086-230-0171
就ナビ2022
https://www.shunavi.jp/2022/
高卒採用向け冊子「Start!」
職場雰囲気、やりがい伝える
ヒューマンリソース局は、来年4月に県下全高校に配布する就職サポートブック「Start! 岡山版」への掲載企業を募集している。
高校生は、社会観や労働観が確立されないまま就職するなどの理由から離職率が高い傾向があり、職場の雰囲気や働く社員のやりがい、働き方などを伝える内容となっている。昨年4月から配布を始め、今年度版は46社が情報を掲載している。
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