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納豆作り

 子どものころから時折納豆を作ってみたくなっては失敗していたのですが、前回この欄で紹介したヨーグルトメーカーを応用して再挑戦。

 結果はあっけないほど簡単に納豆ができました。1晩水で戻した大豆を蒸し、そこに市販の納豆を少量混ぜて、あとは24時間、40度ぐらいで保温してやればいいのです。

 コツは蒸したばかりの熱々の大豆に種の納豆を素早く混ぜること。納豆菌は100度でも死なないのに反し、大方の雑菌は耐えられないという性質を生かすのです。

 ただ、牛乳パックをそのまま入れるヨーグルトメーカーは縦長の形状が納豆作りには不便であることも分かり、スーパーでもらった発泡スチロールの空き箱に電気あんかを組み合わせて専用の発酵器を作りました。

 さて、ちょっと苦労するのが原料の小型サイズの大豆を見つけること。専門の業者から分けてもらうという方法もあるのでしょうが、この際小粒大豆も栽培してみようという気になりました。

 6月末に種まきし、12月に収穫です。できた大豆からは納豆だけでなく、味噌、醤油、豆腐とあらゆる健康食品が生まれます。そして豆がらは油分を含んでパチパチよく燃えるので、薪ストーブにくべて豆を煮る…などとレトロな夢は限りなく膨らみます。

 これぞ究極のスローライフ!しかし大切なことを忘れていました。私はかなりの三日坊主であることを。

本誌:2006年4.10号 12ページ

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