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連載記事社説

伝える「意志」の明確化が共感を呼ぶ

 岡山県商工会連合会が(独)中小企業基盤整備機構などと連携し、中小・小規模事業者の新商品企画・改良の段階から実際の販売まで一貫してチームで支援する事業の2年目が終了した。

 同事業は、コロナ禍で大きな打撃を受けた食品や雑貨などの事業者にとって販売機会の創出、販路拡大が急務となり、市場に受け入れられる商品開発と向き合うムードが高まったことから、昨年度初めて実施した。事業者に寄り添う「伴走支援」を得意とする商工会だが、単発の事業ではなく、1年間にわたり商品の開発・改良~販売~販路開拓~フォローアップというPDCAサイクルに沿ってパッケージで実施する支援事業は初めてのこと。

 11事業者が参加した2023年度、締めくくりとなる展示商談会で、多くの事業者から聞かれた言葉が「見せる」ことの気付き。

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本誌:2024年2月26日号 21ページ

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