「見せる」意識が商品価値高める　企画、販売、値決め…支援通じ職員スキルも向上

　岡山県商工会連合会は、（独）中小企業基盤整備機構、同機構に協力するバイヤーらと連携し、新商品の開発から実際の販売までの一貫支援を実施した。昨年度に続く取り組みで、11事業者が参加し商品開発などの成果を上げたほか、支援を通じて商工会職員の資質向上にもつながった。

　同事業は、コロナ禍で打撃を被った事業者にとって販売機会の創出、販路拡大が急務となり、さらに原材料・燃油高が追い打ちをかける厳しい環境下で、市場に受け入れられる新商品開発に取り組むため昨年度初めて実施した。

　最大の特徴は１年間に及ぶ伴走支援。