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- VISION OKAYAMA 2021年2月1日号
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連載記事杉山慎策の経営学考察
島津斉彬3
「お由羅」騒動は実質的にはお由羅と久光が首謀者であったが、調所の遺族も追罰され、家禄や家屋敷も没収された。一族は長く鹿児島に住めず東京に移り住んだ。皮肉にも斉彬の後は久光が薩摩藩を継ぐことになった。
調所広郷の三男は調所広丈であるが、名前を「ずしょ」から「ちょうしょ」に変え、戊辰戦争と箱館戦争に参加し、のち北海道開拓使となる。その後、札幌農学校初代校長・札幌県令・高知県知事・鳥取県知事・貴族院議員などを歴任し、最後には男爵に叙勲され華族となった。
嘉永3年(1850年)12月に斉興は登城し、将軍家慶から朱衣肩衝の茶器を与えられた。これは暗に退隠せよとの指示であり、老中阿部正弘により退隠勧告を受け、翌年嘉永4年(1851年)に斉興の代理人であり大叔父である奥州八戸城主南部信順と同道し、斉興の隠居と斉彬の襲封を願い出、裁可された。斉彬は、従来修理太夫と称していたが、薩摩守と改めた。時に斉彬43歳の時であった。
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