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ジャーナルきびだんごメーカー3社など

ランチ代わりにきびだんごを ライバル協業し新たな需要創出に挑戦

  • 腹持ちの良い「ももたろうのおひるごはん」
  • 左から㈱広栄堂武田の武田宏一専務、㈱中山昇陽堂の中山賢太郎社長、㈱山脇山月堂の安部真良専務

 「新型コロナの影響で土産需要が減る中、きびだんごの新たな需要を作りたい」と、㈱広栄堂武田、㈱山脇山月堂、㈱中山昇陽堂のきびだんごメーカー3社と土産用菓子製造販売の㈱果実工房、土産物卸売りの小倉産業㈱(いずれも岡山市)が協業し、このほど、「ももたろうのおひるごはん」を発売した。

 昨年4月にスーパーで行われた土産物の在庫品を販売する企画に参加した際に出会い、「普段はライバル関係だが、協力して危機的状況を乗り切ろう」と、各社がアイデアやレシピを持ち寄って新商品づくりに挑戦。おやつではなく、栄養価が高く腹持ちの良い「ランチ代わりになるきびだんご」というコンセプトに行き着いた。

 おからやクルミ、腸の働きを活性化させる効果のあるバナナの皮を使用したでんぷん粉「レジスタントスターチ」を加え、通常のきびだんごよりかみ応え、食べ応えのある仕上がり。パッケージなどを大量発注することでコストを抑え、価格は通常のきびだんごよりも安価な4個入り162円。

 ホームセンター、ドラッグストアなど従来とは異なる販路も開拓し、発売から2週間で4000個を販売した。中山昇陽堂の中山賢太郎社長は「それぞれの立場からアイデアを持ち寄ることで、個社ではできなかった斬新な商品を開発できた」と話す。今後も協業を継続し、ブラッシュアップに努めるほか、第2弾として若い世代に訴求できる“もちグミ”のような商品開発も検討している。

本誌:2021年2月1日号 7ページ

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