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連載記事工学部機械システム工学科・近藤千尋准教授「カーボンニュートラル燃料」

ラーメンの残り汁から燃料製造 解析・分離技術開発などに波及

 岡山理科大学工学部機械システム工学科の近藤千尋准教授は、油が含まれる排水からのバイオディーゼル燃料製造について研究を続けている。スタートは2014年。エンジンと燃焼などの研究者として滋賀県立大学に在籍していた近藤氏が岡山理科大学に着任する際、すそ野が広く、大きな装置がなくても手掛けられ、社会課題解決を通し同大学が理念とする「地域貢献にもつながる」として選んだのがラーメンの残り汁からエンジン燃料を作ることだった。

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本誌:2024年6月17日号 9ページ

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