- ホーム
- VISION OKAYAMA 2021年2月22日号
- 使いやすくてファッショナブル 農業用デニムエプロンが誕生
ジャーナル若手農業経営者×ジョンブル
使いやすくてファッショナブル 農業用デニムエプロンが誕生
実用性とファッション性を備えたエプロン(左から小野氏、西崎氏、山本氏)
若手農家3人がジーンズメーカー㈱ジョンブル(倉敷市)とコラボし、作業用エプロンを開発した。
若手経営者の団体・岡山地方新農業経営者クラブ連絡協議会の農工商連携の取り組みとして、ブドウ生産者の西崎祐也氏、コメ生産者の小野拓馬氏、黄ニラ生産者の山本浩貴氏が農業を楽しくをテーマに有志でプロジェクトを発足。使い勝手が良く、農業のイメージを明るくするようなファッション性のある作業着を作ろうと、「モノづくりに携わる人々への共感とリスペクト」をテーマにさまざまな業種とのコラボを展開するレーベル「メーカーフッド」展開のジョンブルに企画を持ち込んだ。
1年をかけ完成したのが、「おかやま農業デニム」。西崎氏はブドウの袋掛け作業時にたくさんの袋を収納できる特大ポケット、ビニールハウスの補修工具を入れるポケット、はさみケースを吊り下げる両サイドの留め具付き、小野氏は、コンバインなどへの乗り降りがしやすく泥で服が汚れにくい上下セパレートで、整備工具や鎌も入る大きなポケット付き、山本氏は冬の間設置するビニールハウスの組み立てなどの際、工具や留め金などを整理して入れておける複数のポケット付き―など、それぞれのアイデアが盛り込まれた3タイプのエプロンとなった。
価格は1万2000円~。同連絡協議会事務局(電話086-233-9848)で受け付けている。
3人は「若い人に農業に興味を持ってもらい、仲間を増やしていくきっかけにしたい」と話している。
- 【バス路線網再編協議が空中分解】あつれき残した3年間の議論 不信感払しょくと利害調整が急務
- 【山脇山月堂】絵本のきびだんご追求したら大福に 田町に専門店オープン
- 【シティライト】レンタカー自社ブランドに転換 地域密着で事業拡大図る
- 【岡山トヨペット】技術研修・レーシング拠点 未来の成長力獲得へ開設
- 【宮下酒造】特産品との提携商品強化 新たな販路開拓を狙う
- 【エブリイ×岡山県立大学】学生のアイデアで「Okanaka津高」活性化 3チームが1年間の集大成披露
- 【若手農業経営者×ジョンブル】使いやすくてファッショナブル 農業用デニムエプロンが誕生
- 【両備ホールディングス】ポストコロナで宅配事業参入 女性の視点生かし「まごころ」届ける
- 【岡山村田製作所】セラミック原料生産の新棟完成 4棟体制で国内最大規模に
- 【足高メディカル・センター】病院建物内に調剤薬局 医薬連携へ規制緩和
- 【萩原工業】廃シートを新品に再生 3年後の実用化目指す
- 【ジョア】リモート対応の新商品 制服ながらカジュアル
- 【笹山・板金】南区福富西に本社移転 事業の多角化見据える
- 【マイスタイル】総社に企業主導型保育園
- 【中国銀行など】科学技術系コンテスト ナノ繊維技術が最優秀
- 【生命保険協会岡山県協会】福祉団体に巡回車寄贈 新たに高齢者施設助成
- 【岡山東RC】高校生ビジネス案を表彰 次世代の起業家創出応援