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連載記事

男性のマナー

女性への思いやりを

今回は、女性から見ると格好が良いとは言えない、男性の行動についてご紹介致します。決して、貴方様のことを申し上げているわけではありませんのであしからず。

○階段のマナーとエスカレーターのマナーの使い分けを。

Ⅰ.会社訪問先で女性が階段をご案内をして下さる場合、階段を昇る時は女性の後ろをついて行かず、先に階段を昇るように行動しましょう。後ろをついて昇っては、スカートの中が見えやすい位置になります。見る気はなくとも、見えやすい位置にいることはよからぬ誤解を生みやすくなります。

Ⅱ.エスカレーターは、社内においてよりは外部での行動に多いことも考慮し、女性に思いやりのある男性であることが、より一層求められます。
・エスカレーターの場合は、昇りは男性が後ろ。下りは男性が先です。

エスカレーターはすぐ後ろに乗れますので、階段のようなスカートの中が見えるような位置とは異なります。もしもハイヒールでつまずいてしまった時などに、介助できる安心感を与える意味を込めての意味が含まれています。

・そして、ホテルなどで見知らぬ女性とも、エレベーターで一緒になることもあります。
貴方様のように、いつもどなたかがボタンを押してもらい、先にエレベーターを降りる癖がついていらっしゃるお方においても、エレベーターで遭遇した女性は、貴方様より歳下であろうとも、貴方様の部下ではありません。ドアが閉まらないようボタンを押さえて、お先に通してあげる行動は、必ず行いましょう。エレベーターに乗る際も、貴方様が先にエレベーターの前に立っていたとしても、後から来た女性に、優しい笑顔で「お先にどうぞ」のジェスチャーと声をかけて下さい。

上記の内容においては、国際社会でもある現在では当たり前の、男性のマナーだと心得て下さい。

○貴方様の登場時間は。

時間がゆっくり流れていた時代(メールでの連絡の時代ではなく、手書きの手紙で2、3日後連絡が届くのが主流の時代)には、訪問客の前にお約束の時間よりも、5分後に現れることが、貴方様のようなお立場あるお方が現れるにはお相手に心構えを与える心配りとされておりました。

現在ではどうでしょうか。交通手段も、連絡ツールも変化を遂げた現在において、5分間の空白時間は、どれほどに大きく感じますでしょうか。

貴方様のようにお立場あるお方にも、女性に対しての思いやりある行動が当たり前のように求められております。そうような現在、女性男性に対しての行動に関わらず5分間の空白を作るべきなのでしょうか。どうぞ、お考え下さいませ。

○タクシーの上座についての、レディーファーストは。

それでは、タクシーではどうでしょうか。タクシーの上座は、運転席の後ろを言われております。しかし。女性に思いやりを持って、上座をお譲りになる事は控えておきましょう。着物はスカートの女性に、奥の席に移動するのに、何度もお尻を動かせる行動をさせることになります。この場合は、一番の上座を譲ってあげるよりも、貴方様が先に乗車をなさる方が、スマートな行動だと言えます。

また、女性の皆さまには男性に敬意を表した行動をしていただきたいものです。 

男女平等であるとは言え、上記の内容は、当たり前の大人のマナーではないでしょうか。

河村まどか
礼儀作法教室ドルチェ・フィニッシングスクールを主宰。岡山、山口に教室を持つほか、企業研修など全国で出張レッスンを開催。ホームページはhttp://dolce-fs.net メールアドレスはinfo@dolce-fs.net

本誌:2011年10.17号 21ページ

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