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ダ・ヴィンチ・コード

 話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」を見ました。イエス・キリストがマグダラのマリアとの間に子供をもうけ、その血脈が今もヨーロッパに続いているというのが主たるストーリー。

 観客は主人公たちと共に謎解きに誘われ、観光旅行で見慣れたルーブル美術館や、パリの街角が深夜には昼間とまったく別の様相を見せることに引き込まれます。

 確かに石畳のパリの街には“秘密、悪意、陰謀、暗殺”などが渦巻いている気がします。イギリスのダイアナ妃がリッツホテルで夕食を食べたあと、セーヌ河畔の橋脚に激突して謎の死を遂げたのはついこの間のことだし、事件の真相はいまだ闇の中です。

 でも王族でもなければ、キリスト教徒でもない我々日本人観光客がパリで気をつけなければならないのは、子供たちによる集団スリ。

 自分は大丈夫と思っていた私ですが、数年前ルーブル駅から乗車した地下鉄車内で子供たちが妙に体を寄せて来るな、と思ったら財布を抜き取られていました。

 すぐ「おかしい!」と気付き子供たちをにらみつけたら、スリ集団の中にも気の弱いやつがいたとみえて、「あんたの財布、そこに落ちてるよ」と座席の下を指さすのです。

 日本円を含めお札は抜き取られていましたがカード類が無事だったので被害も限定的だったものの、外務省の海外安全情報でいつも警告が出ているルーブルでスリ被害に遭ってしまったのは腹立たしい限りです。

 ダ・ヴィンチ・コードを見てパリに行かれる方、くれぐれもご用心!

本誌:2006年5.29号 14ページ

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