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築地市場

 先日上京したおり、生まれて初めて築地市場に行きました。たまたま近くの汐留にあるホテルに滞在したからです。

 土曜日の早朝、既に築地は買い物客や見物人でごった返していました。一般人はどこまで入れるのかよく分からなかったのですが、とりあえず「場外市場」の店を見て回りました。まさに何でもありの品揃えにはびっくりです。

 特に岡山ではあまり品質のいいものが売られていない鮭、ニシン、タラなどの寒流魚、及びそれらの卵であるイクラ、数の子、タラコのおいしそうなことといったら、旅先の身を忘れて手当たり次第衝動買いしたい気分でした。

 どの店も威勢のいいお兄さんが声を張り上げて客を呼んでいましたが、間口1mほどの小さなタラコ専門店では、店主のおじいさんが「このタラコは薄塩でうんまいよ」と声を掛けてきました。

 江戸っ子独特の「うんまいよ」と言う発音を聞いて妙に心を揺さぶられ、そのおじいさんからタラコ500g購入。いいお土産になりました。そして安い!

 東京は外国人が多い都会ですが築地は日本通の外国人には必須の観光ポイントらしいです。我々、おのぼりさんもおっかなびっくり「場外市場」を行ったり来たり。でも本当はだれでも「場内市場」に入れるそうです。テレビなどで紹介される有名寿司屋なども「場内」にあるとか。

 けれども、「場外」だけでも興味は尽きることなく、あっという間にホテルに帰ってチェックアウトしなければならない時間になってしまいました。

 築地に関するガイドブックとしては「築地で食べる」(小関敦之著、光文社新書2004)がお薦めです。

本誌:2005年4.21号 14ページ

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