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ジャーナル今年の新米も高値スタート確実

懸念される農家の雄町離れ 適正価格考える機会に

 高騰が続くコメ。政府備蓄米が3月以降2度にわたり放出されたものの地場食品スーパーのバイヤーは「とりあえず価格上昇は抑えられているが、下がるほどのインパクトはない」と言い、効果は限定的だったよう。これを受け江藤拓農相が2025年産の新米が出回り始める7月まで備蓄米を毎月放出すると表明するに至った。一方、すでに高騰していた昨年の2倍を超える店頭価格ばかりが注目され、近年の厳しい現状が顧みられていないとして声を上げる生産者が増えている。混沌とした状態はいつまで続くのか、なぜ起こったのか、そして岡山県が誇る酒米雄町への影響などを追った。

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本誌:2025年4月21日号 11ページ

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