WEB VISION OKAYAMA

ジャーナルグロップ、プラスエス

岡大生とウェブ脆弱性診断 ホワイトハッカー育成に貢献

 アウトソーシングの㈱グロップ(岡山市)とセキュリティ対策のプラスエス(同)は、このほど、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科ホワイトハッカー育成特別コースと連携し、学生によるウェブサイトの脆弱性診断サービスの提供を始めた。

 ホワイトハッカーは、コンピューターセキュリティの専門知識を生かし、システムやネットワークの脆弱性を見付け出して、情報をサイバー攻撃から守る職業。同研究科では、大手セキュリティ企業に所属する社会人院生を含む60人が最先端の知識を学んでおり、実企業のシステムを活用した実地経験の機会を望んでいたところに、大量の個人情報を扱うグロップが協力。大手企業の診断並みのレベルの高さを実感し、「急務のホワイトハッカー人材の育成と活用普及という社会貢献につながれば」(髙森啓臣グロップ取締役)と共同事業化を進めた。

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本誌:2025年1月27日号 4ページ

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