WEB VISION OKAYAMA

連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

生活道路速度30㎞に

 我が家の周辺はもともとは都市近郊ののどかな田園地帯で、子どものころは車が通るのを見ることもまれでした。今では岡山市と倉敷市の中間という立地の良さが裏目に出て、この数十年の間にどんどん宅地開発が進むとともに国道2号沿いには巨大な倉庫や商店が建ち並ぶようになりました。

 それに伴い朝晩、家の横の狭い生活道路を通勤の車がひっきりなしにぶっ飛ばして行き、今ではごみ出しに出るのもおっかなびっくり。特に幹線道路の渋滞を避けて、午前7時から9時までの一方通行規制をかいくぐろうとする車の傍若無人さといったら本当に迷惑な話。

 なぜいなか道を車が猛スピードで駆け抜けるのか?ちゃんと中央線がある県道や市道でも時速40㎞の速度制限がある一方で、街中の生活道路に速度制限がないことは現代日本の7不思議ではないでしょうか。

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本誌:2024年8月5日号 17ページ

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