2024年の正月はコロナ禍からようやく解放され、久しぶりに帰省したり海外旅行に出かけたりと、華やかな年始になるはずでした。ところが元日に北陸地方を襲った震度７の大地震は92名の命を奪い、安否不明者は242人に上っています（5日現在）。阪神大震災、東日本大震災も冬の寒いさなかに起きましたが、今度もまた厳冬の日本海に面した地方が犠牲になってしまいました。

　そして翌2日は羽田空港C滑走路でJAL機と海上保安庁の小型機が衝突炎上するという大惨事が発生しました。ネットでライブ中継される光景を見て、正直なところ最悪の事態は避けがたいように思われました。しばらくして乗客、乗員とも全員が無事あの燃えさかる機内から脱出したという報道があり、まさに奇跡としか言いようのないシーンを目の当たりにしました。

　昨年は私事ながら私も岡山と羽田を10数回往復し、搭乗するたびにCAさんによる緊急時対応のデモンストレーションを拝見しましたが、「いざそういう事態になったらもう無理！」といつも思います。

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