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連載記事アクセシビリティ最前線 マネタイズが切り開く未来

秋篠宮邸で佳子内親王殿下にご進講

 このコラムとしては、2024年最初の掲載となります。本年もよろしくお願い申し上げます。新春にふさわしい話題をと思い、昨年末に経験した特別な出来事をお伝えさせて頂きます。

 2023年12月8日―OHKの中静敬一郎社長と私は東京の秋篠宮邸を訪れました。30年継続する手話放送について佳子内親王殿下にご進講を行うためです。佳子さまは、聴覚障がい者を支える活動に熱心に取り組まれ、これまで手話を通じた公務を数多く重ねられています。ご進講では、“手話は言語”を理念に、聴覚障がい者・手話通訳者・テレビ局の3者で的確な手話表現を追求し放送する「OHK手話放送委員会」や、新たな取り組みとして行っている手話・字幕・音声で情報を伝えるユニバーサル動画システム「シュワQ」、昨秋岡山国際サーキットにおいて日本で初めて実施した聴覚障がい者によるモータースポーツのリアルタイム手話実況、実況者育成のための「OHK手話実況アカデミー」について約1時間半にわたりご説明させて頂きました。

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本誌:2024年1月15・22日号 7ページ

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