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巻頭特集TOB受け入れに交錯する不安と期待

TAKISAWA×ニデック 子会社化巡る2カ月の攻防に幕 値引きなど厳しい条件か 取引拡大か

 旋盤メーカーの㈱TAKISAWA(岡山市北区撫川983、原田一八社長、資本金23億1900万円)がグループで総合工作機械メーカーを目指すニデック㈱(旧日本電産㈱、京都市)からの株式公開買い付け(TOB)提案に賛同する意見を表明した。同社の子会社になることが確実となったことを受けて、TAKISAWAの地場取引事業者は不安と期待が交錯する複雑な思いで、両社の動向を注視している。ニデックと言えば徹底したコスト削減で知られ従来通りの取り引きが継続できるかが懸念される一方、ニデックの販売力で取り引きが拡大する可能性もあるからだ。

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