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連載記事社説

「伝わる」発信と「本質」見極める分析力

 米国IT大手メタ・プラットフォームズの短文投稿サービス「Threads(スレッズ)」が話題だ。早速アプリをインストールしてみたが、機能的にはツイッターとほぼ同じように感じられた。イーロン・マスク氏による買収以降、混乱が続くツイッターをターゲットにしているとうわさされているが、サービス開始から2日間で7000万人が利用登録するなど出足は上々のようだ。

 SNSの普及でだれもが発信できる時代になった。ツイッターは最大140字という制限があるため文章をあまり練る必要はないのが特徴だが、それゆえ“舌足らず”な表現で炎上につながるケースも目立つ。多くの企業でも広報部門などがツイッターやフェイスブック、インスタグラムを積極的に利用しているが、単なるPR投稿では反応が伸び悩む傾向が強いが、いわゆる“バズる”投稿には多額の広告宣伝費をしのぐ効果がある。

 この差はいったいどこにあるのだろうか。突き詰めると、ベースの部分に社会の課題解決など他者の「共感」を呼ぶ要素があるか、そして何より、受け手の立場に想いが及んでいるか、ということではないか。

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本誌:2023年7月24・31日号 41ページ

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