県下百貨店の屋上で、恒例のビアガーデンの営業が始まった。新型コロナの5類移行を受け、各店では席数を大幅に増やし、PRを強化。心待ちにしていたビジネスマンらで早速にぎわっている。

　㈱天満屋岡山本店（岡山市北区表町2－1－1）は、500席（前年比150増）。バイキング形式のフードは100種以上を日替わりで提供し、プラス500円でバーベキューも楽しめる。ドリンクは約50種類、2時間食べ・飲み放題。初の試みとして、卓上にビールサーバーを置いた半個室の特別席（プラス1000円～）を設けた。営業時間は午後5時～10時。

　倉敷店（倉敷市阿知1－7－1）では、コロナ前の水準となる最大800席。2時間食べ・飲み放題のバイキング形式で、プラス500円のバーベキュー付きプランもある。

　㈱岡山髙島屋（岡山市北区本町6－40）は、席数300席（前年比60増）を基本とし、客足によっては400席まで増やし対応する。フードは例年人気の「アクアパッツァ」などのこだわりメニューをバイキング形式で提供し、ドリンクは約30種。営業時間は午後5時～9時半で、食べ・飲み放題の時間は無制限。雨天時は8階「和洋美膳せとうち」でビアホールとして営業する（予約先着80人）。

　料金は、原材料などの高騰により数百円値上げを余儀なくされた店も多い。天満屋は岡山本店が男性4300円、女性3800円、倉敷店が男性4500円、女性4300円。岡山髙島屋は男性4700円、女性4500円。

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