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企業・事業紹介山陽セフティ

体温検知カメラ貸し出しサービス 安心なイベント開催をサポート

 総合セキュリティ事業の㈱山陽セフティ(岡山市北区西長瀬1206-7、神坂伸一社長、資本金1億円)は、8月から、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として体温検知カメラのレンタルサービスを開始する。

 主にイベント会場に入場時の体温チェック用として提案。会場の規模や参加人数に応じて、1人ずつ測定するタイプと多人数をまとめて測定できるタイプがある。

 1人用のカメラは、7㌅液晶パネル付き本体を高さ115㎝のスタンドに取り付けた据え置き型。顔認証技術と非接触温度測定技術を活用し、液晶画面に顔を映すと0.2秒で体表面温度を元に予測式の体内温度を表示し、指定された体温以上の場合は警告音で伝える。マスク着用を自動検知する機能もある。

 導入費用は1日2万~3万円。常設用に購入する場合は約45万円で、録画や顔認証によるドアの開閉制御や社員の体温記録などの機能も利用できる。

一度に複数人の体温を測定

 広範囲の熱を検知するサーマルカメラを使ったサービスは、1m離れたところにいる20人程度の体表面温度を一度に測定可能。設定体温よりも高い場合は、パソコン画面上で人物の顔付近に赤い色で体温を表示するほか、カメラのフラッシュ点滅、音での通知などで知らせる。

 導入費用は1日5万~7万円。購入はノートパソコンを含む約75万円。

 同社では、警備員による不正の監視や運用支援も合わせて提案しており、「イベント主催者、参加者に安心感を提供し、気持ちよく過ごしてもらえるようサポートしたい」としている。問い合わせは同社(電話086-363-1101)へ。

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