WEB VISION OKAYAMA

企業・事業紹介ビザビ ヒューマンリソース局

対話重視で企業と学生とつなぐ 就職サイト「就ナビ2021」オープン

 ㈱ビザビ(岡山市北区内山下1-3-1、吉田大助社長、資本金3000万円)のヒューマンリソース局は、このほど、2021年3月卒業予定者を対象とした企業体験型就職サイト「就ナビ2021」(https://www.shunavi.jp/2021/)をオープンした。企業と学生が本音でコミュニケーションできる企画を多数用意し、ミスマッチの少ない新卒採用をサポートする。

 10月から来年3月にかけて、企業と学生をつなぐ様々なイベントを実施。今年度は、「女性のためのシゴト研究」や「IT・SE業界研究」などターゲットを絞り、学生が参加したくなるような企画をそろえた。中でも、メディアやテーマパークなど人を楽しませる仕事に関心を持つ学生を対象とした「エンタメ業界研究」は初の取り組みで、大学や短大、専門学校などに広く参加を呼び掛ける。

 学生には、自己分析する機会を多く与え、自身の得意なことや、どのような組織で働きたいか、仕事と私生活とのバランスをどう考えるのかなどを整理し、将来の在り方とセールスポイントを認識させて本当に自分に合った企業や職業選びをサポート。企業の担当者と一緒にゲーム感覚で自己分析できるアイスブレイクも新たに導入した。

LINEで学生の参加促す

 多くの学生が利用するSNS「LINE」に新たに就ナビ公式サービスを開設。“友だち”になった学生だけが参加できる就活セミナーを用意するほか、各種イベントへの参加予約やキャンセルが手軽にできるようになる。役立つ情報の定期配信のほか、就ナビ学生担当とLINEで気軽に就活相談できるようにし、学生の利用を促進。イベントへの参加人数を増やすことで企業と接点増を目指す。

 就ナビの掲載料は来年3月までのエントリープランが25万円(税別)。サイトを通じて学生のエントリー管理や選考案内などが行えるようになる。イベントへの参加費用は別途。同局では「学生が認知度の高い企業や大手企業を志向する流れは依然続いているが、対話機会の創出と担当スタッフによるかゆい所に手の届くサポートで県下中小企業の採用活動を支援したい」としている。


人材不足対策に次の一手

①留学生採用必勝法セミナー

 ㈱ビザビ ヒューマンリソース局は、9月4日午後1時から「留学生採用必勝法セミナー」を同社会議室(北区内山下1-3-7県土連ビル4階)で開催する。

 入管法改正による在留資格の新設など、外国人労働者の受け入れ拡大に関わる最新情報をはじめ、戦略的な留学生の雇用についての考え方やミスマッチ防止や定着方法などを紹介する。留学情報共有ウェブサイト「WA.SA.BI」を運営する森興産㈱(大阪市)と企画した。1社2人まで参加可能で3000円(税込)。


②高校生のための就職サポートブック

 ㈱ビザビ ヒューマンリソース局は、4月県内の普通科を除く全高校に就職サポートブック「Start! 岡山版」を配布した。

 一般的に高校生は、社会観や労働観が確立されないまま就職するなどの理由から離職率が高いため、職場の雰囲気や働く社員のやりがい、働き方などを伝える内容。今年度版には、〇社の企業を掲載し、経営者のメッセージや高卒で働く社員の声などを写真を多めに使用して紹介した。

 Webサイトも開設し、誌面では伝えきれなかった情報を掲載し高校生の就職活動をサポートする。

 現在、来年度版の編集に取り組んでおり、高卒採用を検討中の企業に案内中。

会員申し込みはこちらから

本誌:2019年8月26日号 3ページ

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