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連載記事河村まどか マナー講座

敬語のマナー

 社内での貴方様と女性社員との会話で、「??♡♡?」と社内の皆さまがおっしゃるのも理解できます。女性社員の敬語の雑さが原因だと考えられます。貴方様から、女性の部下には注意がしづらいとのお声を何度も、耳にしました。礼儀正しくしてほしくても、注意することでセクハラを思われるのを避け、注意しづらいとおっしゃっておりましたね。

 しかし、職場で敬語を使用できない女性に対して、女性の社員の皆さまからは、貴女様とあのような言葉で話すままでは、周囲からの誤解が生まれて可哀そう、どうにか直してあげたい。とのご意見も頂きました。貴方様の甘やかしが、よからぬ誤解を生んでいるのです。皆さま大人でいらっしゃいますし、貴女様とのその馴れ馴れしい話し方について、「どのようなご関係ですか?」とは質問なさいませんが、勝手に想像を膨らませたり、想像をすることもなく誤解の確定をしつつも、仕方がないと思っていらっしゃるのです。誌面上はっきり記載することは、相応しくないと思いますので、上記のような記載にさせて頂きましたが、お分かりでいらっしゃいますね。

 女性のみに関らず、男性社員の皆さまも、敬語の使い方間違えると、「礼儀知らず!知性も品もない!」と思われてしまいますので、下記の内容を男女問わず参考になさって下さい。

 貴方様とお話しになる時に、×「すみませ~ん♡」×「ごめんなさ~い♡」〇申し訳ございません。〇恐れ入ります。貴方様を敬い、とっても優しく話しかけてはいらっしゃいますが、敬語を使用なさっておらず、貴方様に甘えている印象をお客様に与えてしまいます。

 お客様を来賓室にご案内し、お客様の前で内線電話を使用し貴方様を呼ぶ時。×「社長、自分で来てくれませんかぁ~♡。もう来られてますよ~♡」〇「〇〇様がお見えなりましたので、〇〇にご案内しております」他にも美しく伝える言葉は沢山あります。

 貴方様がいらっしゃらない場所で、貴方様のおっしゃっている内容を伝言する場合。×「社長が言ってましたよ~♡」〇外部の人には社長との呼び方をしないように。社長がつけたいのならば「社長の〇〇」〇「〇〇が申しておりました」

 貴方様に言葉が聞き取れなかったり、貴方様のおっしゃっている内容の意味が分からなかった時。×「え?♡」

 「わかんない、もう一度言って♡」と、表情で伝えるのではなく、きちんと言葉で伝えるべきです。×笑い声程度で貴方様にもう一度分かるように伝えてほしいことを伝える。〇「もう一度お願いいたします」
 
 まだまだ沢山の例がございますが、この度は、この程度にしておきます。わたくしも、年齢を積み重ねてまいりますと、貴方様の社員の女性に、伝えてあげたいのは山々でございますか、若いお嬢さんに嫉妬しいる。と思われるのが関の山。その場で指摘することなどございません。それどころか、「素直で、とても感じの良い社員さんでいらっしゃいますね。貴方様、流石でいらっしゃいます」と、肯定的なお伝えをするものなのです。

 もしも、この度の誌面をご覧下さった女性社員の皆さまの中に、敬語、丁寧語、謙譲語の使い分けが、的確にできていないと、お感じになっていらっしゃるならば、自らお勉強なさることをお奨めいたします。そして、男性の皆さまも同様にお気をつけになるべきです。何よりも貴方様、ビジネスの場で、鼻の下を伸ばしている。と思われると、会社の恥です。そのような事があるならば、社員の皆さまが恥ずかしがっていることを、お忘れなく!

本誌:2019年7月15日号 27ページ

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