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連載記事

テーブルマナー初心者編②

 前回のテーブルマナーの記事に関する、ご感想の数々、誠に有難うございます。

 「よくぞ、言ってくれた。そういう恥ずかしい行動をする人がいるから、言ってくれて良かった」とのご意見です。皆さま、ご自身でなく周囲の方々の行動はよくご覧になっていると感じました。そして、「おじさん達には言わないと分からないし、言っても、ちょっとやそっとでは治らないし、聞かないからね」と、ご自身の意志をしっかりお持ちでいらっしゃるようにお見受けする紳士からの意見は、なんとも微笑ましいように思えます。

 さて、そのような楽しいお話しも複数頂きましたので、この機会にテーブルマナーの続きを紹介いたします。

 <洋食編> (床の間のあるお部屋など和食のマナーとは異なります。素敵な紳士である貴方様は、和食と洋食のお席での振る舞いを常に使い分けていらっしゃることでしょう)

 ①椅子に座る時の方向 椅子に座る時は、左側から座るようにいつもお気をつけになっていることでしょう。テーブルマナーの基本中の基本ですので、テーブルマナーについて気を付けていらっしゃるお方は、必ずご存じである項目です。食事の時間だけなく、あらゆる席で、貴方様がお座りになる姿は、注目の的です。どなたも貴方様に指摘をすることはなくとも、ご自身で把握なさっておいて下さい。(この度は基本編ですので、例外については省きます)

 ②椅子を引いてもらった時の美しい座り方を実践してみる お立場ある貴方様は、椅子に座る時、立ち上がる時共に、コンシェルジュのサービスをお受けになる機会も多いことでしょう。その場合の座り方にも慣れておくことが必要です。座った時に、テーブルとお腹の間は、ご自身の拳が1個半ぐらい入るスペースを取りますと、きちんとした振る舞いを保って食事をすることができます。(標準体型のお方を元にお伝えしておりますので、もしや特別恰幅の良い貴方様でありましたら、テーブルとお腹の幅については当てはまらない場合もあります)

 その、最適なテーブルとお腹の幅については、サービスを受ける貴方様自身の、サービスの受け方の立ち居振る舞いにかかっております。決して、椅子をサービスした側のミスではありません。堂々と慣れた姿で座り、座った後に座っている椅子をガタガタ動かし距離の調節をしないためにも、サービスを受ける時に、どの位置に立つべきかしっかり把握しておきましょう。

 貴方様ご自身の座り姿は元より、堂々と紳士的なサービスを受けることを把握なさっていると、素敵な女性をエスコートする時にも、そのノウハウを生かすことができます。女性を美しく椅子に座らせてあげるためにも、貴方様自身の日常の立ち居振る舞いや、マナーの知識の豊富さは重要です。 

 ③食事中の会話で気をつけるべき手のしぐさと位置 食事中に会話をする時には、常にテーブルの上に手を出しておきます。この決まりは、男性、女性ともに共通です。しかし、「テーブルに手を出しておく」のみの知識ですと、腕の部分までテーブルに付けてしまい、ヒジを付いているような、傲慢な態度に見えますので、お気を付け下さい。お皿が貴方様の目の前に置いてある時も、テーブルの上に格好良く手を置くしぐさができる、習慣をつけておきましょう。

 ①②③ともに、注目を受けることが多い貴方様は、できていて当たり前の日常の行動と心得ていらっしゃることでしょう。貴方様自身の素敵な振る舞いは、女性をエスコートする上での必須内容であること、重ねて申し添えます。

 大切な女性に、貴方様の真心の対応が、一層通じることを心より願っております。貴方様がより一層、エスコート上手になれますように。

本誌:2015年秋季特別号 27ページ

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