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連載記事

食事のマナー

和のお食事編

この度は、会食時にお気をつけいただきたい、食事時の「しぐさ」についてご紹介いたします。貴方様の会食中にお話しにも、皆さま興味をもって耳を傾けて下さっていることでしょう。それ故に、お立場ある貴方様は食事中も注目を受けています。お食事をしながら、会話をする時、ついつい熱心にお話しをなさる余りに、下記のような「はしなたない」しぐさになっているお方をお見受けします。

お酒をたしなむと、知らず知らずのうちに、貴方様のいつもの紳士的なしぐさも雑になりかねないお方もいらっしゃるかもしれません。

はしたないお箸使い

例1:探り箸

素敵なお料理を目の前にして、料理の中の方を探るようにかきまぜてはいけません!食通の貴方様故に、めずらしい食材にも博識でいらっしゃることでしょう。評論方々、そのようなしぐさをなさることはありませんか。お立場ある貴方様だから許されているとお思いにならないように!手前から順番にいただく、お行儀の良い食べ方をしましょう。

例2:涙箸

煮物の汁などをたらしながら口に運ぶ。を推奨することがないように!汁がたれそうな時に、片手をお皿替わりに添えることはマナー違反である。と、博識ある男性の方々は口ぐちにおっしゃいます。確かにごもっとものお話しです。しかしながら、手を添えるのがマナー違反と言っても、汁をたらしながら食べていいわけでも、汁をたらさないために、顔を食器の方に持ってきて良いわけでもありません。滴が器の中で、きれるのを確認して、お口に運びましょう。食材を少し器に当てるようにすると滴がきれます。(しかし、食材を器に押し付けることはお行儀の悪い行動になりかねませんので、さりげないしぐさで行ってこそ、和食に慣れた(お箸使いに慣れた)お洒落な男性です。)

例3:もぎ箸

お箸についたごはん粒を口で取る。なんてなさっていらっしゃいませんね。懐紙(懐中紙)は、本来は茶席で使うことが多いでしょうが、普段から持っていると何かと重宝します。箸先の汚れを拭く。焼魚の頭を押さえる。魚の子骨を口から出す時に口元を隠す。皿に残った魚の皮は骨で皿の景色が損なわれているのを隠す。などに使用します。特に、女性はおでかけバッグの中に用意しておく必要があります。お立場ある貴方様と会食に同行なさる素敵な女性には、さりげなく用意を促してあげることはいかがでしょうか。同行の女性のはしたなさは、貴方様の恥と同様とお考えになるお方もいらっしゃるかもしれません。

女性である私から、女性に皆さまに申し上げると致しましては、上記の内容は、大人の女性としては必ずできていなければならない事柄です。

そして、お立場ある貴方様は、日常から人並み以上に、丁寧なしぐさを習慣づける重要性を認識いたしましょう。

河村まどか
礼儀作法教室ドルチェ・フィニッシングスクールを主宰。岡山、山口に教室を持つほか、企業研修など全国で出張レッスンを開催。ホームページはhttp://dolce-fs.net メールアドレスはinfo@dolce-fs.net

本誌:2014年3.17号 19ページ

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