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[助成金] 今年度の補正予算

Q 新しく雇った人に、1月15万円(2年間)、国から助成してもらえると聞いたのですが、詳しいことを教えてください。

1カ月15万円、2年間

A 大分話が大きくなっているようですが、平成24年度厚生労働省補正予算に新たに組み込まれた内容のことだと思います。事業主が雇用する若年労働者に対して職業訓練(3ヵ月~2年)を行った場合及び訓練受講者が正規雇用労働者として定着した場合に奨励金を支給する。支給額は、訓練への奨励金が1人月額15万円、正規雇用定着への奨励金が1年定着後50万円、2年定着後さらに50万円。今までも、同じような支援策の「トライアル雇用」という制度があり、1人あたり月4万円で最大3カ月間、支給額は最大で12万円。今回の支援策は4年で最大460万円となり、大幅に増えることになる。久々の大型助成金といえるでしょう。以下、概要を掲載します。

○ 若年者への人材育成の推進 600億円
(緊急人材育成・就職支援基金に若者育成支援事業(仮称)を追加) :非正規の若年者に対して実習等を通じた実践的な職業訓練を実施し、正規雇用化した事業主に対する奨励金を創設する。また、「地域若者サポートステーション」について、設置拠点の拡充、合宿形式を含む生活面のサポートと職場実習の訓練を集中的に行うことなどにより、ニート等の若者の就労を強力に支援する。

○ 地域の雇用創出 1,000億円
(緊急雇用創出事業基金に起業支援型地域雇用創造事業(仮称)を追加):地域の産業・雇用振興策に沿った起業支援等を行うことにより、地域の雇用の受け皿を確保するため、地域に根ざした産業における安定的な雇用創出に資する事業を民間企業等へ委託し、失業者を雇い入れる事業を創設する。

○ 成長分野における雇用創出 制度要求
(緊急人材育成・就職支援基金の日本再生人材育成支援事業の延長・拡充):成長が期待される分野の事業主が、事業主都合で離職した者を期間の定めのない労働者として新たに雇い入れ、または労働者を出向で受け入れ、訓練を行った場合に助成金を支給するとともに、事業の実施期限を一年延長する。

他に○ 労働移動支援助成金の拡充 等がある。

双田社会保険労務士事務所所長
双田 直氏
岡山市北区野田4-1-7
TEL086-246-6064

本誌:2013年3.11号 21ページ

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