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食事会 和食、洋食で席次も変わる

食事会

和食、洋食で席次も変わる

年末年始の懇親会またクリスマスの食事会の機会も増えてくる事と思います。以前、食事会の席でこのような素敵なお話をなさる男性にお会致しました。

「日本の女性は素晴らしい、これから世界で活躍していくのは日本の女性だ…」など、女性に敬意を表す表現を沢山なさっていらっしゃいました。その反面、食事中のマナーはと申しますと、女性を軽視しているとみなしかねない振る舞いでした。本人は、女性に不快な思いをさせたことに全くお気づきになっていらっしゃらない様子でした。ご自身ではご満悦だったと思います。

皆さまのようなご立派な立場の方には、どなたも指摘する事のない大きな勘違いの一つと言えるのではないでしょうか。具体的に申し上げますと、立食で行われる懇親会で 近くにいらっしゃる女性に飲み物や食べ物を持ってこさせる行為。お酒を注いで貰って当たり前と思う行為。これらは考えなおしましょう。

席次のマナーにおいても同じ事が言えます。和食の席、洋食の席では逆の設定になります。目上の男性とご一緒させていただいた格式ある洋食のレストランでのことです。私よりかなり年配の男性が、当たり前のように上座の席へご自身でお進みになりました。その時に、お店の方が「こちらの席には女性がどうぞ」と椅子を引いて下さいました。せっかく素敵なレストランに行っても、マナーの心得がなく逆に恥をかいては、食事会も台無しですね。(また店側がお客様が恥をかくような発言をすることにも問題はありますので、店側の立場の人はお客様に対しての会話についても対策が必要ではあります。)

店側は、きちんとしたマナーの心得のあるお客様を求めていらっしゃったのでしょう。その場の状況に対応できる客であることことも大切です。

立食パーティー
●自分の料理は自分で取りに行きましょう。
●一緒に参加なさっている女性をウェートレスに代用しないこと。
●身体の調子がすぐれずどうしても動く事が困難な場合は、仕事でなさっている
プロの方へのお願いはOKです。また、来賓の方へお料理を用意したい場合も、参加なさっている方にお願いするのではなく、きちんとサービススタッフに依頼しましょう。
女性の参加者の方もこれらの内容をふまえ過剰なサービスをすることは控えましょう。

和食
●大皿料理の取り分けなど女性にしていただくこともあってよいかと思います。
●席順は、基本的には男性が上座になります。

洋食(レストラン)
●席順は基本的には女性が上座になります。
●大皿料理の取り分けも男性がなさると、とてもお洒落です。(レディーファースト)

※あくまでも基本のマナーですので、ビジネス上などの立場などにより異なる場合もありますが、女性に不快感を与えないことはお洒落な男性の必須条件です。

訪問時間
●多数の出席者が予想される場合には、約束の時間の30分前に集合しましょう。主催者側は、出席者がきちんと皆さんお揃いになるか、ハラハラドキドキするものです。気持ちを察して早めの集合を。
●逆に早目に行きすぎても迷惑なのがホームパーティー。奥さまはおもてなしの料理の真最中かもしれません。なるべく時間通りに行くのがマナーです。

訪問先への靴下の色
●座敷での食事、また年末年始 お宅へ訪問する時などは第三者に靴下を見られますのでお気をつけ下さい。その際の靴下の色は、スーツの色よりも濃い色のものを選んで下さい。また、スポーツ用の靴下の生地ではなく、冬であっても薄い生地にしましょう。(フォーマルな席には薄い靴下)ダークスーツにスポーツ用の白い靴下はタブーです。

河村まどか

礼儀作用教室ドルチェ・フィニッシングスクールを主宰。岡山。山口に教室を持つほか、企業研修など全国で出張レッスンを展開。ホームページはhttp://dolce-fs.net メールアドレスはinfo@dolce-fs.net

本誌:2009年12.14号 25ページ

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