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- VISION OKAYAMA 2024年11月25日号
- 就活で6割が重視 普及促進へ県も奨励金で後押し
巻頭特集男性育休が採用力を左右する!?
就活で6割が重視 普及促進へ県も奨励金で後押し
岡山県が、男性従業員が育児休業を通算14日以上取得した場合支給する「男性育児休業取得促進奨励金」を創設し、7月から申請を受け付けている。14日以上1カ月未満で10万円、1カ月以上で20万円を企業に支給し、加算制度も設けた。女性だけでなく男性の育休を普及することで、仕事と育児を両立できる環境づくりを推進し、女性が活躍できる環境整備を強力に進めていく事業。意外なのが国の調査で、就活する男性も取得状況を重視するという結果が出ている点。人員に限りがある中小・小規模事業者にとって負担は大きいが、存続に欠かせない人材確保のポイントの一つとなりつつある。