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連載記事社説

モノが売れない時代に求められる目線

 給料が上がらない中で物価高が追い打ちをかけ、小売りの現場では「モノが売れない」という嘆き節があふれる。7月の岡山市の消費者物価指数は、2020年を100とした総合指数で107.9。前月より0.6%上昇し、特に生活に欠かせない「食料」や「光熱・水道」などの分野で上昇が目につく。

 売り上げを確保するため、「失われた30年」の感覚では値下げがちらつくことになるのだろうが、それではようやく出口が見え始めたデフレ時代への逆戻りが避けられない。というわけで、岡山県下の企業の中でも新しい発想で難局の打開を目指すケースが少しずつ増えている。

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本誌:2024年秋季特別号 18ページ

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