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話題トラスト大創

ガレージ特化型トランクルーム立ち上げ 高利回りの土地活用提案

 不動産業の㈱トラスト大創(岡山市中区浜604-3、井上隆智社長、資本金2000万円)は、トランクルームの新ブランド「Theガレージボックス」を立ち上げた。高利回りで運用できる土地活用法として提案する。

 2016年からレンタル収納事業に参入し、トランクルーム「イナバボックス」を岡山市内3店舗、東京都内で屋内型トランクルーム「収納ピット」5店舗の運営を通じてノウハウを蓄積。地方は、セカンドカーやバイクの保管、事業者の道具や資材の一時置きなどガレージタイプの需要の高さを実感し、新ブランドに行き着いた。

 出店1号は、7月20日、岡山市北区神田町1-9の住宅街内に「Theガレージボックス神田町」を開設。駐車場跡地(330㎡)に、間口3.6m、奥行き6.2mの大型車両向けから、間口1.5m、奥行き3.0mのバイク向けまでサイズの異なるガレージ16室を整備。大型ガレージは、入出庫しやすいよう前方に6.1m幅の通路を設けたほか、電源、室内電灯を付け利便性を高めた。出店に掛かった費用は、約2000万円。

 月額利用料は、1万5730~4万0920円(税込み)。周辺には、医師や経営者が多く住んでいる地域のため、オープン以来問い合わせや現場見学がコンスタントに入り、すでに半数以上が契約済みとなっている。稼働率を高め、実質利回りで15~20%を目指す。

右肩上がりの成長市場

 トランクルームは、アパートよりも維持・修繕費用が掛からず楽に運用できるメリットがある。井上社長は「トランクルームの市場は年々伸びている。出店する地域により、倉庫タイプとガレージタイプのニーズは異なる。自社運営での経験と知識をフルに生かし、有効な土地活用を支援したい」としている。問い合わせは同社(電話086-271-0888)へ。

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本誌:2024年9月9日号 7ページ

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