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連載記事社説

「危うさ」を「活力」に転じる

 岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明し、多数の議員が出馬を検討する異例の事態となっている。20人という推薦人の壁があり、最終的な立候補者はふたを開けるまで分からないものの、原稿執筆の時点で10人以上が出馬の意思を表明。政治資金パーティー収入の不記載問題で国民の政治不信は頂点に達しているが、いつまでも立ち止まったままというわけにはいかず、今回の総裁選を信頼回復につなげるきっかけにしなければならないし、ほぼ同時期に実施される立憲民主党の代表選でも、政権の受け皿にふさわしい論戦を期待したい。

 選挙の行方などは専門家らに委ねるとして、筆者が注目したいのは自民の40代の2人。

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本誌:2024年9月9日号 21ページ

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