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巻頭特集金利上昇に住宅ローン営業黄信号

不良債権化懸念増し審査厳格化 新たな収益源模索の動き

 岡山県下の金融機関は、9月から融資や個人向けローンの基準となる短期プライムレート(短プラ、優良企業向けに期間1年以内で貸し出す時の最優遇金利)を引き上げる。日銀の7月末の追加利上げ決定を受けたもの。これに連動する住宅ローンの変動金利も引き上げられ、個人向け融資の伸びをけん引してきた同ローンの残高拡大にブレーキがかかる懸念が出てきた。もともと人口減で融資全体のパイが縮小傾向にある中でさらなる逆風。各機関で新たな収益源の開拓に拍車がかかりそうだ。

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本誌:2024年8月19・26日号 5ページ

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