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特集岡山県下10金融機関 2024年3月期決算

得意分野に注力し営業戦略の違い鮮明 仕組み金融、住宅資金、預かり資産…どこを伸ばすか

 岡山県内に本店・本社機能を置く10金融機関の2024年3月期決算が出そろった。業務の範囲は従前と変わらないが、今回の決算では仕組み金融(事業の収益性をみて融資する高度な金融手法)、法人営業、住宅ローン、預かり資産営業などどこに重点を置くか、限られた人的資源の中でメリハリをつけた営業戦略を各機関で推進。その違いが鮮明になった。利益面では貸出金の利回りが下げ止まったことや余裕資金の運用で利ザヤが改善。物価高など厳しい業況の中で企業への経営支援を強化し、与信コストも抑えられ増益基調となった。

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