長い期間リニューアル工事をしていた関西国際空港が新装相成りました。6月下旬にバンコクまで旅行した際に新しくなったターミナルビルを体験しました。手狭だった出入国審査場や税関エリアが広くなり、一段と機械化、デジタル化が進み、とりわけ日本国籍の旅行者はストレス・フリーで審査エリアを通過できるようになっていました。

　その反面、以前はターミナルビルの2階と3階にあった飲食店やショッピングエリアが2階部分だけになってしまい随分不便になった印象を受けました。羽田空港の第1、第2ターミナルビルのようなにぎわいに満ちた空港になるのかと期待していただけにちょっとがっかりです。昔のように多数の和洋中レストランで旅行前の食事を楽しむ雰囲気ではなくなってきていますね。高い賃料を払ってまでテナントになろうとする企業は少ないということなのかもしれません。

　もうひとつ不満があります。出国審査を終えたあと、搭乗ゲートに向かいますが、以前のような分かりやすさは消え、必ず免税ショップが建ち並ぶエリアを通過しないことにはたどり着けない構造になっていてびっくり。

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