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特集[サステナブル特集] Heart Up World

走りとエコ両立のEV販売に注力 「クルマの総合案内所」目指す

 自動車販売、整備業のHeart Up World㈱(岡山市)は、米国「テスラ」、韓国「ヒョンデ」の正規工場認証を県下で初めて取得するなど、走りとCO2排出量が少ない環境性能を両立した海外電気自動車(EV)の普及に取り組んでいる。 

 テスラはEVの先駆け的な存在で、スーパーカーに匹敵する走行性能や近未来的な内外装が特徴。走行性能にほれ込んだ佐藤義寛社長が、オンライン販売のみのテスラをより多くの人に乗ってもらいたいと購入代行を始め、カスタムパーツブランド「KOKORO」も立ち上げ、販売からメンテナンス、カスタム、内外装のリペアまでワンストップ体制を構築した。ヒョンデは、室内の広さと災害時の給電に使用できるなど実用性の高さが売りで、今後は店舗「ヒョンデ モビリティラウンジ」を開設し販売していく。本店と倉敷店ではテスラ、ヒョンデの試乗も可能。
 
 また、タイヤメーカーのFuture Planning合同会社を傘下に入れ、タイヤ販売にも参入。ECサイト「KOKOROオートパーツ楽天市場店」を立ち上げ、各種部品の個人販売も開始した。佐藤社長は「クルマの総合案内所を目指しており、海外EVから国産車まで幅広い相談に応じる」としている。

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本誌:2024年06月10日号 10ページ

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