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連載記事アクセシビリティ最前線 マネタイズが切り開く未来

国際賞をきっかけに広がるゼロバリアの輪

 2月下旬、私はバリアフリーの国際賞「ゼロ・プロジェクト・アワード」の授賞式に出席するためOHKの中静社長とオーストリアの国連ウィーン事務所を訪問しました。OHKがこの賞を受賞するのは2年ぶり2回目で、前回は手話放送を持続可能にする組織作りやマネタイズの方法を評価頂き、今回は30年の手話放送のノウハウから構築したスポーツの手話実況と手話実況を担当する聴覚障がい者を育成するアカデミーの活動が評価されたのです。

 活動の広がりはもちろんですが、前回の受賞で「ゼロバリア」という障壁のない社会を目指す世界の潮流を知った私たちは、このマインドを岡山で共有し、地域に眠る素晴らしい活動を世界に発信したいと考え、この2年さまざまな企業や団体と交流を深めてきました。その1つが、今回初の受賞に輝いた両備システムズです。

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本誌:2024年4月1日号 7ページ

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